「電力の小売営業に関する指針」の改定に関して建議いたしました

本日、電力・ガス取引監視等委員会は、「電力の小売営業に関する指針」に関し、改定することを経済産業大臣に建議いたしましたので、お知らせいたします。

　本指針は、小売の全面自由化に伴い、関係事業者が電気事業法及びその関係法令を遵守するための指針を示すとともに、関係事業者による自主的な取組を促す指針を示すものとして平成２８年１月に制定され、同年７月及び平成２９年６月には小売全面自由化前後の状況等を踏まえた改定が行われています。
　今般、①連系線の利用に関する間接オークションの導入、及び②非化石価値取引市場の創設等に鑑みて、電源表示等に係るルールを整理する必要があることを踏まえ、制度設計専門会合（本年４月２３日、５月２９日、６月１９日、及び７月２０日開催）及び電力・ガス取引監視等委員会（本年７月３０日開催）において、本指針の改定案について審議を行いました。更に、広く国民の皆様から御意見をいただくため、本指針の改定案について本年７月３０日から同年８月２８日にかけて、パブリックコメントを募集したところです
　本日の第１７６回電力・ガス取引監視等委員会において検討した上、電力の適正な取引の確保を図るために必要があると認められることから、電気事業法第６６条の１４第１項の規定に基づき、本指針を改定することを経済産業大臣に建議いたしましたので、お知らせいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　
• 「電力の小売営業に関する指針」の改定に関する建議について（PDF形式：137KB）
• 「電力の小売営業に関する指針」の改定に関する建議について（建議）（PDF形式：426KB）

　　　
• 第１７６回電力取引監視等委員会 配付資料

経済産業省　電力・ガス取引監視等委員会事務局
　取引制度企画室長　木尾
　担当者：高木、川原
　電話：03-3501-1511（内線4381～4）
　　　　03-3501-1552（直通）

平成30年9月20日